「医師偏在」の語られざる一要素

国公立地方医大で卒業したばかりの若い医師がなぜ出身大学に残らないか?ということに関して、決して語られない真実が一つあると思います。

周知のように医学部は全国共通で実習やらで他学部と隔離される時間多くて、そうでなくても村社会になりがち。医学部だけの体育会もどきがあったりする始末ですし。

特に1970年代以降の新設医学部部は県庁所在地中心部にキャンパスを作るようなスペースも空いてないので物理的にも街の外れに一学年90人とかで隔離されることになります。合コンの相手もいません。

これがどういう意味を持つかというと、付き合う相手が同じクラスかせいぜい近い学年の内にかなり限定→6回生の終わりには90人の村内が元彼・元彼女だらけになって煮詰まってるひとが多いということに必然的になります。

6年間濃厚に一緒で且つ住居もお互いに極めて近い(←東京などで学生やってる/やってたひとにはピンと来ないような気もしますが、そこまで田舎でなくても東京以外では自転車圏に住むこと多いです)

だから、みんながお互いの男女関係を5代前まで知ってたりする、○○君と××さんが初めてHしたのがいついつどこでということも、それからちなみに○○君はそれが初体験・××さんはそれが3人目だというような通常は親友でもなかなか知らんようなことまでクラス中でかなり周知の事実であったりする。

それから6年ずっと一緒ということは、付き合うかもしれんひととは現に付き合ったことあるだろうし&6年もずっと一緒に閉じ込められてても付き合わなかったひととは今後も付き合う確率は乏しいであろう。


 ビバリーヒルズ村をご破算にする」

この動機が研修医の都市への偏在の要素として語られることは非常に少ない・・




毒皿ですので・・独断と偏見で言うと、ビバヒル指数が高い=6年間で同級生内相姦図でなかった相関図がえらいことになってそうなイメージの筆頭は宮崎医大(関係者居たら乞容赦)ですな。

最近までは単科医大で、宮崎市そのものがただでさえ孤立した地理的位置を占めるのに、医学生は市の中心部より更にはるか遠くに隔離されて、おまけに南国でうっかり開放的にもなるかもw