40歳ポスドク男の巻

以前A病院で一緒してたことある他業種の友人と四方山話をしていて、彼女の現職場B社の人々の「普通さ」ということが話題になりました。

A病院など国立療養所系のとこは往々にして空気も人事も澱んでいて普通の会社ならとっくに自然と消えてそうなひとに限ってずっーと吹きたまっていたりもするので独特のひねくれた雰囲気であったりしました。

比べるとB職場の場合はひとびとの行動パターンが竹を割ったようだと(笑)
色々と投げた(諦めた)感じの不細工なデブが人事異動でやって来たら話所属長以下露骨にがっかり、とか。外出ついでに買ってくるお菓子もそのデブにはあまり差し入れてなかったり、とか。極めつけは職場忘年会でそのデブ女が当日になって他に女子が参加しないということに気付いて出席取りやめたらきっちりと「お店でキャンセルはもう利かないから」とかいってお金取り立てていたり(準常勤で給料安いのに容赦無く)、これが美人さんなら「仕方無いねえ」で済んでたやろうな、と。

ちょっと聞くとひどい話にも思われるのだけど、こういうある意味で「心のままに素直に」というのが「大人」というものかもしれません。A病院の場合はむしろ「普通の美人」なら殊更に厳しく当たるみたいなお子ちゃまなオヤジが具体的に思い浮かびますからねw



で、ここで思い出すのが、医学部学生時代の時はそれなりに過ごしていたのに卒業後は干され続けるタイプの人種。
学生って基本的にお子ちゃまだし、特に医学部医学科は人数も少ないし、半径数メートルの特定の人の偶然的な「解釈」とかで、B社ならハブにされるような男子が「純粋」とかかんとかと好意的に扱われ続けたりするわけです。しかし卒後の医局なり研究室は大抵は上記ABの中間で概ねはBよりにあります。

こんなひとになんでみんな優しいのだろうと不思議だったいつも無愛想且つ通奏低音が不機嫌そうな後輩がおりました。彼は本学の某有力基礎医学教室に行ったのだけど、気まぐれにググってみて、40歳過ぎて先の無さそうなポスドクやってるのをみつけて画面見ながらなるほどなと笑いました。うちの大学で最初から基礎医学それも有名教室なのに留学した形跡も無いし。
誰でも「不機嫌さ」とか多かれ少なかれそれなりには抑制して過ごしてるのですよね、何様のつもりか知らんけどナイーブにいつでも不機嫌・無愛想で見てるだけで不愉快な男に、誰が美味しい話を持って行くもんか、と普通に考えて思いますし。

大人気ないのだけど「メシウマ(メシがうまい)」と思いましたが、まあある意味で素直にそう思ってニヤニヤするのも「大人」ってもんでしょうか(大笑)