雅子様とパチン婚

この期に及んでまさかそんな勘違いしてるひと居ないだろう、と思ってたら結構居はるのですね。

「結婚前はバリバリのキャリア女性だったのに心の病に」

ってやつ、あ、皇太子后雅子さまの話です。


少なくとも「バリキャリ」という評価はすごーく微妙と思います。東大・ハーバード・外務省とかだけど、結局のところは親と同じ会社に最初から入ってあまつさえ初出勤の日に会社の前で社長のパパと記念写真撮って入社してからも当然のように泥臭くない仕事ばっかしってキャリアでしょw

お医者さんの業界でも、お嬢さん女医(別に学費の高い私立出身とばかりは限りませんw)に少々泥臭い仕事させたら壊れてしまった、こんなもんでメンヘラーになってんなよ、ってありがちな気がしますし。お嬢キャリっていうかなんちゃってキャリアみたいないんはバリキャリとは似て非なるもんでしょ。父親が三井記念病院や聖路加病院の院長なり副院長で自分もそこで研修医やるような女子を想像されたし。

(で一般にそういう女医さんが壊れてしまった場合の、キャリアの「予後」ってことを考えると、自ずとあれですよねえww) それで思うに雅子様ってファッションも含めて英国のそれみたいなロイヤルライフを想定していたのかしらという「まさか」の想像が正解かもしれません。小和田家ってお勉強は出来るけど常識は色々欠けてそうやし、あのお父様も「面白み」とかありそうな感じ全くしませんし。

ところで、外交官、特に外務省キャリアってのは種々の華やかな国家間の公式行事(他の出席者はビジネス上での成功だの親譲りの資産だのによって参加しているイベント)において座布団だけ高くてって特異なポジションです。要するに他の出席者より席次だけは高いけど相対的には格段にビンボー。

神田うのさんも外交官の娘って結構有名ですが、あのお金とか煌びやかなものへの執着も、わりとそーいうところに根の一部はあるんでないですかねえ。まあでも「パチン婚」の方がずっと楽しかろうと思いますよ。だって例えば国体みたいなどーでもいいイベントへの強制参加が毎週目白押しでそんなもんがなけなしの晴れ舞台であるどーでも人間に愛想振りまく・・煌びやかでもゴージャスでもセレブな感じでも全くあらへんですしね。

そういった公務の内容なんかは普通にちょっと考えたらわかることなので服部のお嬢様も徳川のお嬢様も渋沢のお嬢様もドン引きしてたわけで、彼女らと違ってそんな資産家でもないけど学歴とプライドと上昇志向が高い外交官娘はついつい断れんかったってことです。で結局は「自己責任」ってもんでないかと。

大事なことなのでもう一度、東大・ハーバード・外務省と並んでるけど、それゆえに彼女のバックグランドは相対的にビンボー人且つ世間知の低いひとだったのです。だから皇太子妃になってからヨーロッパのセレブとかと親しむよりも、泥臭い公務の方がはるかに多かったって気付くとか間抜けなことやってるのですね。ある意味で同じ箱(相対的なビンボーな外務官僚娘)の神田うのさんの方がずっと賢かったと言えますよねえ。