靴とお医者さん

あたしにとっては靴ってのは増えてしまうアイテムの筆頭。かなり広い靴クローゼットを用意したつもりが早くも飽和しとります。

でもその程度のもんで、今更ここで一般的な靴ヲタ的薀蓄を語るのも気が引けます(世の中のブログではジョン・ロブとかエドワード・グリーンを十足以上持ってたり、はてはそういうとこでビスポークした自慢とか溢れかえってますからねえ)

お医者さんとしては、このアイテムについても「何を履いてもOK」って職業特性があります。手術室に出入りしてしょっちゅう着替える外科系や麻酔科のひとにとっては仕事中の大半はサンダルみたいなんで過ごすしたりであまり興味はないかもしれませんが、専ら外来時々病棟でスーパーバイザー的なのするって感じのあたしみたいなひとには自由度がありすぎて逆に困る(?)

とりあえずあたしは良くも悪くもかっちりした銀行員的人種でも外資系金融マンでもないので、こんなもんだろうとALDENやTRICKER'Sってあたりのブーツ系をよく履いております。足元が少しくらいくどい方が好きだし。

ブーツ系は多少ルーズフィッティングでも足首とかホールドする場所が多いので疲れにくくて良いです。それにしても一部の靴ヲタの煽る「タイトフィッテング推奨」も考えもんっていうか、あれのせいであたしもゆる過ぎのフィッテングを避けねばという強迫にとらわれていくつもきつ過ぎる靴を買って金をドブに捨てました。

ややきつい靴を買って革の伸展でベストに成長さす・・理論的にはもっともらしく聞こえますけど、貧乏学生がなけなしの金で高級靴を買ってみたとかでない限りはクローゼットの肥やしになるだけですよねえ。つーか最近はシューフィッターに計測してもらった値より推測されるより大き目のサイズのブーツが増えて自分でも困惑中。