田舎脱出

あたしもなんだかんだ言って古風なところもあって、あまり行きたくはなかったけど浮世の義理で地方都市の大学病院にてやや余計な年数居りました。

一応、円満に退局して都会で大きな病院の盲腸ポストみたいななんちゃって部局長とかやってると、つくづく


「都市の空気は自由にする」


と思います。MD, non-MD問わず大学病院でしか生きられないカスみたいな人種、それも田舎だと尚更底辺層の人間的レベルが低い、のと仕事で関わらなくて済む・仕事をシェアしないっていうのがこんなにも快適だとは目からウロコ。あとやっぱその県の大学病院ってことで「全体の医療需要」とかをどうこなすかみたいなしんどさも思い出せばパニック発作起こしそうな感じですね、ほんまに。

結局のところあたしも物心付いたのが昭和だから、割りにあわんと思いつつ「浮世の義理」で大学病院教官なんてのをやってやったわけだけど、今は平成。若い世代はそんなことせんだろうし、する必要もないよね。田舎大学の教授とかめでたく(笑)当選したひとはそういうことをわきまえて教授とかに就任するよーに。